タワゴト日記

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2010年 02月 23日

市大病院へ

今日は父の心臓の検査結果が出る日。

仕事を休ませて頂いて、すぐ下の弟と両親と共に市大病院に行った。
10:30の予約だったが12時過ぎても呼ばれず、
診察室に入ったのは12時半近くになっていた。

初診の時は准教授が診察してくれたが、今日は教授が診てくれた。
やはり父の大動脈弁狭窄はかなり進んでいるらしい。
すぐにでも手術を必要とするレベルである事が分った。
大動脈弁置換術となると心停止して人工心肺装置を使う大掛かりな手術。

・高齢だから手術が出来ないという事はない。
・しかし高齢者の場合は若年層に比較して手術のリスクは高くなる。
・手術を希望しても手術に際しての全身の検査を受けた結果、
 手術が出来ないという結論が出る場合もある。
・手術自体が成功しても合併症が出るリスクも高齢者の場合は高くなる。
・心不全の今の状態を手術しないで放置した場合、統計的な余命は2~4年。

要点を言えば以上の様な事をDr.は30分以上もかけて丁寧に説明してくれた。
最終的に高齢でも受けられない手術ではないという事がはっきりした。
しかし手術を受けるか受けないかは患者とその家族の意思による。

父の出した結論は「手術を受けない」という選択だった。

「私事ですが自分はクリスチャンなんです。
 与えられている今、この時を感謝して
 神様から平安を頂きながら与えられた時間を過ごしたい。
 このような病気が家族の者にでなく
 自分に与えられたという事に感謝しています」
と、父はDr.に言った。

弟は「出来れば親には少しでも長く生きていてもらいたい」とも言ったが
現実的には父の出した結論を受け入れるしかない事を彼も分っている。
母は何も言わなかった。
というより、言えなかったのかな。

私はというと…
妙に平安な気持ちでいる自分が不思議な位だった。
父がクリスチャンになっていなかったら、もっと慌てふためいていたと思う。

生まれた以上、全ての生物に死は100%訪れる現実である。
それをどう受け止めるかという事なんだ。


病院を出たら、もうかなり遅い時刻だった。
折角だからどこかで昼食をとろうと言う事になり
あちこち心当たりの店を車で回るも、生憎全て定休日。
仕方なく回転寿司のお店に入って遅い昼食にした。
回転寿司といえども結構美味しかった。

両親を実家に送って、弟を駅で降ろして帰宅したらもう夕方だった。
流石に少し疲れました。
父も母もさぞかし疲れた事だろう。

娘が先日料理学校で習ってきた魚料理を作って実家に持って行くと言って
今、キッチンで悪戦苦闘している。

こういう日常の積み重ねこそが生きるという事なんだよなぁと改めて感じる。





父に残された時間は誰にも分らない。
私だっていつどうなるか分らないし、それは全ての人に言える事。
でも、今を大切に生きるという事が一番大事なんだと思う。

by kazu-chan1208 | 2010-02-23 17:37 | 家族 | Comments(0)


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