2011年 05月 10日

手術

今日は休みを貰って市大病院に行った。


一昨日、父から「心臓の手術をやはり受けようかと思う」と相談を受けた。
最近は胸痛が頻繁に起こり苦しい時間も長くなっている。
箱根に行っている間もそういう症状はあったのだが
皆に心配かけまいと部屋でじっとしていたりしたのだろう。
今年の1月に大動脈弁狭窄がかなり進行しているとの診断を受け
私は内心「手術はどうしても受けられないものなのか」と悩んだのだが
父は術後の合併症が出て、かえって闘病生活が長引くと迷惑かけるから…
と、手術を受けない意向を変えなかった。

しかし、最近とみに症状悪化が進行したせいか、
このままでは残された時間は長くないとの自覚がはっきりしてきたという。
父の様子を目の当たりにして一緒にくらしている母を不憫に思うと同時に
うちの母は頼りない所がある人なので母の事が心配でならなくなったらしい。

「自分はもう納得しているから今更手術をうけても…
という気持で、手術は受けない事に決めていたのだが、
自分だけが納得していても、あの子(父は時々母をそう呼ぶ)は納得出来ないらしい。
あの子にとっても悔いが残らないようにしたいんだ。
残り時間が少ない事がはっきりしてきたからこそ、手術する気持になった。
あの子はホントに頼りない人だから、出来れば少しでも長く一緒にいてあげたい。
手術を受ける事でそれがかなうのなら最後にチャレンジしてみたいんだ」と。

高齢だし、C型肝炎も肺気腫もあり、痩せていて体力もないし…。
手術によって起こるかもしれないリスクを考えると
手術を受けて欲しい気持はあっても、私は軽々に決断を下せなかった。
だから父の意向である「手術しない」という選択を尊重してきた。
余り痛い思いや苦しい思いをして欲しくないという気持もあった。

しかし、父の気持が手術を受けたいと変ったからには
父のその思いを尊重して手術を受ける事に賛同したいと思う。

ネットで調べたら、以前診て貰った市大病院の心臓外科の教授Dr.は
火・木しか外来に出ていない事が分かったので
水曜日に貰っていた休みを急遽、今日に振り替えて貰った。

予約外での外来受診なので8時には病院に着くように今朝は早く出掛けた。
幸いな事に本来なら初診患者しか診ない教授Dr.に受診する事が出来た。
今日はこちらの意向を伝えて、検査などの予約を取るだけだろうと思ったが
Dr.が何度も受診するのは負担と思ってくれたらしく
2カ月先まで予約が塞がっていた血管造影CT検査に割り込ませてくれたお陰で
思いがけず2つの検査を今日1日で受ける事が出来た。
検査終了後、再度Dr.に受診して今後の検査予定と手術日程を打ち合わせた。

手術は6/27の予定。
1週間ほど前に入院し、入院でしか出来ない検査をするらしい。

手術を受ける事に関して、道がドンドン開かれて行くという感覚を味わった1日だった。
父を守り導いて下さっている主に全て委ねて祈っていこうと思う。

by kazu-chan1208 | 2011-05-10 23:53 | 家族 | Comments(0)


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