タワゴト日記

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2012年 11月 11日

不安と恵

父の体調は芳しくない日が続いていて、体重も減少傾向に歯止めがきかない。
食べようと無理無理頑張っても、食べられる量は少しだけ。
「食べなくちゃ」と、苦行の様に食事をしている父の姿に胸が痛む。

礼拝中にふと、父が良くしてくれる祖父との思い出話を思い出して涙が溢れた。

祖父は横浜大空襲で亡くなった。
空襲の数日前に、身体の弱かった父は学徒動員から免除され、
祖母と妹達が疎開していた祖父の故郷に静養の為に行く事になった。
最初は横浜で別れるつもりが、祖父は結局、上野駅まで見送ってくれたとの事。
プラットフォームの端まで走って父の乗った汽車を見送ってくれた姿が最後だったと。
「お父さん1人じゃ可哀想」と、父と入れ代わりに父の姉が横浜に向かった。
横浜に帰る姉を最後に駅まで見送ったのも父だった。
そして直ぐに空襲があった。
祖父と父の姉は空襲で亡くなり、遺体も分からない状況だったらしい。

父は私にこの話を何度となくしてくれる。
何度聞いても、父の悲しみと戦後の苦労を思うと胸が痛くなる。
そんなに苦労をして来た父だもの。
そして、私達の為に働き通しで苦労してくれた父だもの。
今、私の出来る限りの事をさせて貰いたいと思う。

教会の皆さんが両親と私の為に祈って下さっている事に感謝。
そして、全てをご存知でいて下さり、私達に豊かな恵と祝福をおいて下さる主に感謝。

by kazu-chan1208 | 2012-11-11 20:33 | 家族 | Comments(0)


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