タワゴト日記

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2015年 05月 24日

体験共有

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2010年に両親がうちのマンションに越して来てくれた時に一番嬉しかった事。
それは心に残る体験を共有出来る機会が増えると言う事だった。

買い物帰りに空を見上げて綺麗な夕焼けを見付けたら、直ぐに実家に走って行って
「ほら、見て、見て!夕焼けが綺麗だよ」って教えてあげられるし、綺麗な夕焼けを一緒に眺める事が出来る。

子供がまだ小さかった時、雲ひとつ無い夜空に昇っているまん丸お月様の思いがけない明るさに
「お母さん!お月様が凄い事になってるよ。見て、見て!凄く綺麗だよ」と
興奮した面持ちで私の手を引いてベランダに誘ってくれた子供の顔を、今もはっきりと覚えている。
私の思いも、あの時の子供と全く同じだったんだなと思う。

大切な人と同じ感動を味わいたいと願うのは人間にとって自然な気持ちだと私は思う。
共有体験が大切な思い出になり、心の宝物になる。

そういう意味でも、両親が越して来てから父が亡くなるまでの4年間の月日は、私にとって最高のプレゼントだった。
父にとっても、そうであったと思いたいし、きっとそうであったであろうと勝手に思っている。

ファザコンバリバリ全開の私だったから、父に対しての思いは、自然と溢れ出てきて止める事が出来ない程だった。
そう思うと私はもっと母の思いに寄り添わなくてはいけないなぁと思う。

昨夜、上肢を痒がって掻いている母の腕に保湿剤を塗り込んであげた時の母の嬉しそうな顔を見て、そう感じた。
父は痩せていたので、極度の乾燥肌だったから、当然の様に保湿剤を毎日塗ってあげていた。
なのに母に塗ってあげた記憶は余り無い。
これからは母の気持ちにもっと寄り添って、母との共有体験を増やしていく時間なんだなと思った。

そして、言わずとしれたダーリンとも。
こちらの方は、私からの気持ちはあっても、あちらからの気持ちは如何なものかと図りかねるが(笑)

by kazu-chan1208 | 2015-05-24 03:36 | 家族 | Comments(0)


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